MT法計算機能について

品質工学におけるMT法の計算を行うことができます。

MT法を活用することで、「不良品の判別」や「不良品の原因診断」ができます。

 

MT法は、目的に対して均質なデータを単位空間として定義し、未知データの単位空間の中心からの距離をマハラノビスの距離(MD値)として求める方法。複数の項目から判定できることが特徴です。

 

SignalCatcherでは単位空間のデータから1部を除外し、信号データへ移動することで簡単に判別能力の確認ができます。

個別診断や個別項目診断機能により、判定結果に及ぼす項目や寄与度を確認することで、より判別能力を高めることができます。

非線形MT法の計算も可能です。

MT法を計算するための画面。画面左上のウィンドウから単位データやOKデータを選択し、画面右上の計算開始ボタンを押すことでMD値の計算が即時行われる。画面左側には項目名が表示され、項目診断タブで項目ごとにMD値に対する寄与度を確認することができるとともに、その場で項目自体を除外し、再検討することが可能。

また「単位→OKへ移動」の欄ではデータをクリックして計算開始ボタンをおすことで、簡単に単位データを一部除外し診断データへ移動させることができます。