自動判定機能について

MT法自動判定機能

 

これまで多量流動トライやN増し試験など、多量の診断データを判定したい場合、データロガーのCSVファイルをひとつずつ解析する必要があり、場合によっては膨大な手作業が発生していました。

 

自動判定機能はSignalCatcherで作成した単位空間と特徴抽出方法を読み込み、自動でMT法を演算させることができます。

準備としてデータロガーやPLCなどを利用し、測定した波形データをPCの指定フォルダにCSVファイルとして保存できるようにします。SignalCatcherは波形データの保存先を常時監視しており、ファイルの更新をトリガーとし、該当CSVファイルを読み込みMD法を演算します。演算結果はPLCに返答することや、PCに保存することができます。判定結果をリアルタイムに表示・保存することができるため、標本線や重心法を計算してMT法の画面で確認する作業を自動化が可能になり、エンジニアの作業時間の短縮が見込めます。

自動判定の結果を表示する画面。
画面右側のグラフはMT法の演算結果が表示されます。過去100個までプロットされます。