最適化機能について

標本線位置の最適化

標本線の位置検討は試行錯誤が伴い時間のかかる作業となる場合があります。

標本線自動設定機能を使用することで、数分で最適化された標本線の位置検討が可能になります。

単位データ、OKデータ、NGデータを選択すると、OKデータとNGデータのMD値の差が最大化するようにGA法により標本線位置が最適化され、画面中央に出力されます。非線形MT法にも対応しています。

※GA法:genetic algorithm 遺伝的アルゴリズム

GA法を用いた標本線自動設定を行う画面。左上の「フォルダ選択」でデータを選択して「計算開始」ボタンを押すことで誰にでも短時間で標本線位置の設定を行うことが可能。最適化後の標本線位置は右下に表示される波形グラフ内に青線で表示され、標本線位置は画面中央に数値として出力されます。

重心算出区間の最適化

重心算出区間の設定作業においても、単位データ、OKデータ、NGデータを選択することで遺伝的アルゴリズムにより、OKデータとNGデータの差が最大化するように算出区間を最適化します。

最適化された算出区間は画面右側中央に数値データとして表示されます。右下にはグラフに重ね書きした区間をカラーバーで表示し、グラフィカルに確認することができます。